住宅新築に伴う環境パイル工法(岡山市)
■ 工事概要
岡山県岡山市南区での住宅新築工事に伴う地盤改良工事です。
この現場は、大型車両が入れない狭小道に面しており、資材や重機を直接搬入することができないという課題がありました。また、周辺エリアは干拓地に分類され、地盤調査の結果、地表付近から深さ10.0mまで軟弱な粘性土が堆積していることも分かりました。
対策として、小型重機での施工が可能な環境パイル工法(木杭による補強)をご提案しました。現場への接道がないため、資材を小分けにして運び入れる積替え搬入を行い、作業ヤードから現場まで資材を手作業で運ぶ小運搬も組み合わせ、大型車両が入れない現場でも無事施工することができました。
本工法は、木杭を地中に圧入することで、杭先端の支持力と地盤との間に生じる摩擦力によって建物を支持し軟弱な地盤でも確実に建物を支えることができる工法です。
■ 営業担当コメント
今回の工事のように施工機械や資材の運搬に支障があるような搬入条件であっても、豊富な経験と高い技術力で、地盤状況に合わせ最適な工法をご提案いたします。ぜひ一度ご相談ください。