水路整備に伴う鋼管杭による地盤補強
■工事概要
本件は水路整備の一環として実施された地盤補強工事です。
水路脇にコンクリート柵の新設が計画されていましたが、既存の地盤が不安定であったため地盤補強が必要との判断となりました。
施工場所は水路に隣接しており、スペースも限られていたためクローラー型の施工機械は設置できず、地盤補強が必要な箇所は6.0m先の水路向こう側も含まれることから通常の施工では対応が困難でした。
このような課題に対し、当社からは建柱車による施工をご提案しました。
使用した鋼管杭は軸径139.8mm、先端翼径350mm、長さ6.0mの仕様であり、鋼管杭をセットした状態で建柱車のブームを伸ばし、離れた場所でも打設が可能となり最初は困難と思われた状況でも施工を無事終えることができました。
■営業担当コメント
今回の工事案件では、水路を跨いでの施工という特殊な条件でしたが、現場条件に適した施工機械を選定し、施工計画を立てることで要求される地盤性能を確保することができました。
一見困難と思われる施工条件でも豊富な経験を基にさまざまなアプローチ方法を検討させていただきます。まずは一度ご相談ください。
