岩水協会とは、岩水グラウトの普及・宣伝に努めるとともに、協会員相互の発展と親睦を計ることを目的として昭和52年（1977年）に発足した協会です。

岩水グラウトは、従来の仮設目的用の薬液注入工法とは一線を置き、ため池の堤体グラウトを皮切りに河川堤防や海岸堤防などの土堰堤の漏水・止水対策を主として数多く採用されています。また、軟弱地盤対策や充填注入など、多岐用途にも利用されています。

● 岩水協会研修会

岩水協会は、協会各員の技術や知識の向上を目指して、昭和55年（1980年）より毎年技術研修会を開催しています。開催当初は協会員内で開催していましたが、講師を各方面よりお迎えし、その時々の話題も取り入れて開催することから、官公庁・公益法人・企業の方々を中心に一般に公開し、平成28年8月の開催をもって37回目となっています。

下記写真は、岩水グラウトの施工写真です。施工前は、堤体全体より漏水（毎分130Ｌ）し、危険な状態にありました。ため池の漏水対策方法として昭和42年（1967年）に岩水グラウトが採用され改修工事が行なわれ、その危険を脱し、40年にわたり効果を維持しています。

＜全国の岩水グラウト施工例＞

＜ため池施工実績データ＞
▲昭和42年〜平成24年［総施工件数：1077件］

＜岩水協会事務局＞

＜会員一覧＞